阿久比川

 知多半島で最も大きな河川である阿久比川は、延長約10kmの二級河川で、流域面積は約30平方kmです。阿久比川は、名鉄半田口駅の東方で支流である矢勝川と合流します。下流では、折れ曲りながら川幅を広げて南東方に流れ、山方橋の少し先で知多湾に注いでいます。近世までは、矢勝川との合流地点付近から下流は干潟状の三角州になっていて、現在でも満潮時には潮が川を遡上してきます。最近では流域の開発が進んで、土砂が流入・堆積して草が生い茂ったり、たくさん棲んでいたトビハゼが見られなくなるなど、河川環境の変化が起こっているようです。(2018.2.12; 8.15 Wen Lee)


阿久比川と矢勝川の合流地点


川幅が広くなる阿久比川下流部


知多湾に注ぐ阿久比川河口部

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