知多半島のまわりの海に点在する島々には、半島と地質的なつながりをもつものがあります。日間賀島と佐久島は、羽豆岬を含む南知多と同じ師崎層群でできています。両島は、羽豆岬に見られる羽豆凝灰質砂岩層より下位の、日間賀累層からなります。築見島と篠島は、三河山地によく見られる、より古い時代にできた領家花崗岩類でできています。神島と渥美半島の丘陵部は、三波川変成岩類と秩父帯の中古生層でできています。篠島と神島・渥美半島の間の海底には、西南日本を内外に分ける大断層である中央構造線があると考えられています。(2018.1.21 Wen Lee) |
日間賀島 築見島
篠島
↓
↓
↓
東から南東方向(日間賀島 - 築見島 - 篠島)
|
↓
↓
↓
南東から南方向(篠島 - 渥美半島 - 神島)
|