矢勝川

 矢勝川は、知多半島を流れる阿久比川の支流の一つです。古くには背戸川と呼ばれていた川で、西方の半田池を水源として半田市と阿久比町の境界を東に流れ、岩滑東町で阿久比川に合流しています。「ごんぎつね」の舞台で、兵十がうなぎを獲っている川でもあります。矢勝川の流域は、標高数10mほどの緩やかな丘に囲まれた東西に細長い平野で、現在では水田として利用されています。「ごんぎつね」にも登場する彼岸花を、市民の手により1990年から植栽を始め、現在では名所として広く知られるようになりました。毎年9月下旬の秋の彼岸になると東西2kmにわたり300万本の彼岸花が咲いています。(2018.9.2 Wen Lee)


南吉記念館付近の矢勝川(東方を望む)


常福院の北を流れる矢勝川(西方を望む)


矢勝川のイメージ画(R.F.prov.)

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