刈谷・西三河地域の土地のつくり・大地の成り立ち
〜刈谷・西三河地域の地形・地質の概要〜

 刈谷・西三河地域の地形は、中身(地質)の違いによって大きく4つに分けられます。三河湾の海岸や境川・矢作川などの河川の近くにある低地や平野は、未固結の砂や泥などの地層(沖積層)でできています。低地や平野より少し高くなった台地状の段丘は、形成された時代によって数段に分けられています。それぞれ、礫を含むやや固結した砂や泥などの地層(更新統)でできています。北部の丘陵の主要部は、固結した砂や泥などの地層(東海層群)でできています。東部の山地は、領家帯の花崗岩・変成岩類でできています。


西三河主要部の平野・段丘(白色)と丘陵・山地(網掛)


西三河平野付近地質図(山下ほか 1988、牧野内編図より抜粋)

参考:愛知県周辺地域地質図


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